アメリカ生活の準備

 住まい探し、車を買うこと、運転免許、銀行口座(Mayoの時のものがありましたが、住所変更など事務的手続きが必要でした)、すぐに必要な日用品の買出しはただでさえ最優先に必要なことですが、我が家の場合には特に重要でした。最も早く決めなくてはならない住まい探しだけでも、極寒の中西部でホテル住まいしながら、時差ぼけ状態でしかも障害児を連れてというわけには行きません。まずは私が一人で渡米して、住居の契約、自動車購入、運転免許取得、銀行口座が使えるようにすること、大学の事務的手続き、必要最小限の日用品の買出しを済ませておくことにしました。

・どこに住むか
住所が決まらないと他の事が全く何もできません。住まいに関しては長野日赤整形外科部長出口先生のHPが非常に役立ちました。出口先生と同じアパートが質、環境要素など最良であり、早速物件見学しに行きました。限られた日程ですので、大体のことが妥協できれば即契約のつもりでした。尋ねたアパートのあるSheboygan avenueは静かな環境で高級アパートが立ち並ぶ緑の多いところです。アパートと言っても日本のようなアパートではありません。よく手入れされた芝と大きな木のある庭に立つ低層のマンションです。管理人さんにはあらかじめ約束しておきましたので、早速訪ねていくと大変歓迎してくれました。すると最初に家具つきのお部屋を紹介してくれました。部屋を見に行くととても綺麗な3LDKで、シーツや枕、毛布も備えたベッドが2つ、タンスが3つ、テーブル、ソファー、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、オーブン、食器と食器洗浄機、掃除機、タオル、そして電話までついています。電話番号も既に決まっておりすぐにでも使えます。まるでマンションのモデルルームで今すぐにでも生活ができてしまいます。しかも風呂とトイレが2ヶ所ずつあり、クローゼットなど収納スペースも十分な広さです。少々高くつきますが家具などの購入・売却の手間が省けますから契約してしまいました。アパートの敷地内も部屋の中も非常に綺麗に手入れされていて、securityも含め質の高さがすぐに実感できました。駐車場も地下にありますから、どんなに寒くても大雨でも長女を安心して車に乗せることができます。最も大切なものが早くに見つかり、しかも満足できるものであり、一気にやる気が出ました。



住んでいたアパート


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