NORIAKI KAWAKAMI
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  パーキンソン病について
 
パーキンソン病とは;
 原因不明・進行性の疾患で、movement disordersで最多の疾患です。原因不明で絶対的な治療方法もありませんので、日本では特定疾患(いわゆる難病)に認定されています。日本でのパーキンソン病の有病率は人口10万人あたり約100人と言われ、日本全体では12万人ぐらいになります。40歳以降から増加し、65歳以上では人口10万人あたり約200人とも言われます。ちなみに脳梗塞・脳内出血といった脳血管障害が人口10万人あたり280人、糖尿病が同400人、虚血性心疾患が同100人、悪性新生物が同80人と言われますから、決して少なくないと言うより「多くの患者さんがいる」と言った方が適切かも知れません。発症年齢は50から60歳代が最も多く、いずれの年齢の成人にも発症します。40歳未満で発症した場合は若年性パーキンソン病と診断し区別していますが、40歳以上で発病したパーキンソン病とは発症年齢以外に殆ど相違はありません。

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